事業の概要の書き方

事業の概要は、会社経営者、役員、個人事業主の方は作成する必要があります。会社員の方でも、事業収入や不動産収入など確定申告が必要な方は作成が必要になります。複数の会社を経営されている方は、会社毎に事業の概要を作成する必要があります。帰化をする本人だけでなく、同居家族に該当する方がいれば、都度制作をする必要があります。

①　対象となる期間
会社の場合、直近の事業年度を記入します。個人事業の場合、前年の1月から12月となります。
「年」については日本の元号（昭和、平成、令和）で記載します。

②　商号等
法人の場合、名称を記入します。個人事業主の場合、個人名を記入します。

③　所在
法人の場合、登記事項証明書の所在地通りに記入します。個人事業主の場合、個人事業の住所を記入します。

④　開業年月日
法人の場合、法人設立日を記入します。個人事業主の場合、個人事業開業届けを提出した日を記入します。

⑤　経営者
法人の代表名、個人事業主名を記入します。申請人との関係は本人・配偶者・父・兄など、申請人との関係性を記入します。

⑥　事業の内容
法人の場合、登記事項証明書の目的を記入します。個人事業主の場合、営業内容を記入します。

⑦　許認可の年月日番号等
許認可が必要な事業の場合、年月日と番号を記入します。

⑧　確認欄
何も記入しません。

⑨　営業資本
法人の場合、資本金を記入します。個人事業の場合、0と記入します。

⑩　従業員数
従業員数を記入します。配偶者など、経費として認められる親族は専従者にも記入します。

⑪　事業用財産
事業用の財産の名称と数を記入します。例：店舗、軽自動車1台など

⑫　売上高
売上高を記入します。売上高からは、決算報告書等を基に記入します。

⑬　売上原価
売上原価を記入します。

⑭　販売費等
販売費等を記入します。

⑮　営業外収益
営業外収益を記入します。

⑯　営業外費用
営業外費用を記入します。

⑰　特別利益
特別利益を記入します。

⑱　特別損失
特別損益を記入します。

⑲　利益
利益を記入します。利益の計算は「収益-費用」です。売上高から売上原価や販売費等を引きます。営業外収益や特別利益があれば足し、営業外費用や特別損失があれば引きます。

利益率＝利益÷売上高×100

⑳　負債
事業の借入金がある場合に記入します。
・借入年月を記入します。
・借入先は金融機関名と支店名を記入します。
・借入額は当初の借入額を記入します。
・期末残高を記入します。
・返済方法を記入します。例：毎月10万円など

㉑　借入の理由及び返済状況
借入の理由と返済状況を記入します。

例：開業準備のために借り入れ、遅滞なく返済しています。

㉒　取引先
取引先について記入します。

㉓　備考
備考欄には取引先の銀行について書きます。金融機関名と支店名を記入します。

その他の帰化申請書類の書き方

・帰化許可申請書の書き方
・親族の概要の書き方
・履歴書（その１）の書き方
・履歴書（その２）の書き方
・生計の概要（その１）の書き方
・生計の概要（その２）の書き方
・事業の概要の書き方
・在勤及び給与証明の書き方
・帰化の動機書
・居宅付近の略図等の書き方
・勤務先の略図等の書き方

◎お気軽にご相談ください

帰化申請にあたって不安・心配があれば、まずは当事務所にご相談ください。帰化申請の専門家である行政書士が、お客様一人ひとりにあったプランを提供いたします。初回無料相談も承っております。まずは電話又は予約フォームからお問い合わせください。

この記事の監修者

本田　太郎行政書士

たろう行政書士事務所　代表

外国人VISA、在留資格を専門に取扱う「申請取次行政書士」

専門分野：配偶者・国際結婚ビザ、外国人就労ビザ、永住申請、帰化申請

【運営サイト】
たろう行政書士事務所
配偶者ビザ東京サポートセンター
雇用・就労ビザ東京サポートセンター
経営管理ビザ東京サポートセンター

無料相談受付中

お電話・メールにて
まずはお気軽にご相談ください

042-848-6382

無料相談予約フォーム

お問い合わせ

24時間受付可能