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アプリで知り合った外国人の配偶者ビザ

アプリで知り合った外国人の配偶者ビザ

近年はマッチングアプリで知り合う男女が増えている

近年、インターネットの世界的な普及に伴い、スマートフォンやタブレットを使って交流する場が増えてきました。メール、SNSの利用だけでなく、オンラインミーティングなども世界中の人々と手軽に行えるようになりました。特にマッチングアプリの利用は急速に広がっており、出会いの場として重要な役割を果たしています。

これらのアプリは地理的な制約を超え、仕事や学校では出会えないような新たな人々との交流を可能にします。また、共通の趣味や興味を持つ人々と出会うことも可能で、これらの機会は新たな恋愛のきっかけとなることも少なくありません。

外国人と知り合いになることが容易である

かつては、外国人と出会うためには海外旅行をしたり、語学学校に通ったりする必要がありました。しかし、現在ではマッチングアプリを利用すれば、自宅から世界中の人々との出会いを探すことが可能になりました。アプリを通じて多様な文化背景を持つ人々と交流を深めることができ、新たな視点や価値観を得ることも可能です。異文化の理解は、自身の視野を広げるだけでなく、新たな恋愛の可能性を探るための貴重な機会となってきています。

語学の勉強のために参加する方も増えている

マッチングアプリの利用者の中には、外国語の学習を目的として参加する人も少なくありません。アプリを通じて異なる言語の方と交流することで、教科書だけでは得られない自然な言葉遣いや表現を学ぶことができます。お互いの言語を教え合うことで語学学習の精神的、金銭的なハードルが下がると言えるでしょう。

さらに、言語学習の過程において、お互いの個人的な趣味や考え方など情報を交換することで、より親密な関係が芽生え、最終的には交際に発展することも珍しくありません。場合によっては結婚される方も数多くいらっしゃいます。

そうなると必要になるのがビザです。日本で暮らすことを考える場合、ほとんどの方が配偶者ビザの取得を検討するでしょう。

何故配偶者ビザ取得が難しくなるのか

しかし、真剣に結婚を考え始めると配偶者ビザ取得という課題が立ちはだかります。国際結婚をすれば、そのまま配偶者ビザを付与されると思ってらっしゃる方もいるかもしれません。しかし、出入国管理局では、外国人に対するビザ発給を厳しく審査しています。配偶者ビザの場合、偽装結婚を防止するための観点での審査が厳しいとされています。

偽装結婚は、配偶者ビザの取得を目的とした形式上の結婚を指し、これを防ぐためにビザの審査は一層厳しくなっています。配偶者ビザを取得すると就労制限がなくなり、また、永住ビザ取得のためのハードルも下がります。ビザを取得するメリットがとても大きいと考えられます。

マッチングアプリを通じて出会ったカップルに対しても同様の審査が行われ、必要な書類や証拠が求められます。アプリで知り合ったカップルの場合、通常の結婚とは違い、出会いから結婚までのプロセスを説明することが難しく、ビザの取得が困難になることがあります。このため、配偶者ビザの取得に向けた準備はとても重要なステップとなります。

配偶者ビザを取得するためのポイント

では実際に、アプリを通じて知り合ったカップルが配偶者ビザを取得するためのポイントについて解説致します。マッチングアプリを通じて知り合った場合、配偶者ビザの取得は難しいと言われていますが、ポイントを押さえることで許可に近づけることが可能です。

アプリに信頼性をアピール

アプリの信頼性をアピールすることは非常に重要です。運営会社の情報や会員数、世界各国での利用状況などを説明することで、真剣な出会いの場であったことを説明しましょう。アプリでプロフィールを読み、メッセージのやりとりで人間性を理解し、そして交際に発展したことをしっかり説明することも重要です。パートナーとの初期の関係を建設的に描写することが求められます。

交際のきっかけから結婚までの経緯を説明する

次に、ビザ取得の結婚理由書では、パートナーとの出会いから交際、そして結婚に至るまでの詳細な経緯を説明することが必要です。特に、結婚の意志を固めた具体的な理由や、そのためにどのような準備をしたのかなど、お二人の結婚が真剣であり、持続可能であることを示すエピソードを含めることも重要です。

交際の記録として写真やSNS記録を提出する

最後に、写真やSNSの通信記録など、具体的な交際の記録を提出することが重要です。これらは、お二人の関係が長期間にわたり、日常的な状況で継続していることを証明するための有力なエビデンスとなります。これらの記録は、お二人の日常、旅行、記念日など、お相手との共有の時間を反映したものよいでしょう。

これらのポイントを押さえることで、入国管理局の担当者に二人の関係をわかりやすく説明することが出来、配偶者ビザ取得の可能性が高まります。ただし、これらの対策は状況によって異なるため、個別の事情に合わせて対応することが重要です。

この記事の監修者

本田 太郎行政書士
たろう行政書士事務所 代表

外国人VISA、在留資格を専門に取扱う「申請取次行政書士」

専門分野:配偶者・国際結婚ビザ、外国人就労ビザ、永住申請、帰化申請

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