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配偶者ビザの審査にかかる期間



配偶者ビザの審査期間

配偶者ビザの申請をしてから実際に許可がおりるまでどのくらいの時間がかかるのでしょうか。審査にかかる期間は申請する配偶者ビザのパターンによって異なります。配偶者ビザには3種類の申請パターンがあります。

①海外に住んでいる外国人配偶者を日本に呼び寄せる
②外国人配偶者が別のビザで既に日本に住んでいる(他のビザ→配偶者ビザ)
③既に配偶者ビザを所持しており、在留期間が切れるので更新をする

①の場合、新規で審査をするので最も時間がかかります。
②と③は過去に審査をしているので審査期間が短縮されます。

「日本人の配偶者等」在留審査処理機関(日数)

出入国在留管理庁では在留審査処理期間として、申請受理から許可に至るまでの期間の平均値を公表しています。
<令和3年1月~3月許可分>
①【在留資格認定証明書交付】50.3
②【在留資格変更】30.3
③【在留期間更新】27.8

許可された平均値は上記のような数字になりますが、実際には個別の案件によって審査期間には幅が出てきます。

「日本人の配偶者等」申請受理から許可までの目安

申請の種類 申請受理から許可に至るまでの期間
①在留資格認定証明書交付申請 1ヵ月~3ヵ月
②在留資格変更許可申請 2週間~2ヵ月
③在留期間更新許可申請 2週間~2ヵ月

「配偶者ビザの条件」の説明はこちら

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申請から許可までの流れ

配偶者ビザの申請から許可に至るまでのパターンごとの一連の流れをみてみましょう。主に入管での審査に時間を要すのがわかります。
申請するためにはお二人の婚姻の記載済みの戸籍謄本や、外国人配偶者の結婚証明書の提出が必要になります。申請前に必ず両国での法的な婚姻手続きは完了させておきましょう。

「配偶者ビザの必要書類」の説明はこちら

海外から外国人配偶者を呼び寄せる

海外に住んでいる外国人配偶者を日本に呼び寄せるための申請です。無事審査が通れば現地日本大使館で査証(ビザ)発給を受けます。在留資格認定証明書には有効期限があり、交付から3ヶ月以内に入国しないと無効になりますので注意しましょう。

「在留資格認定証明書交付申請」

①必要書類の収集・申請書の作成
お二人の状況に合わせた書類を日本国内やお相手の国から収集をします。あわせて申請書を作成します。

②出入局在留管理局へ申請
収集した書類と作成した申請書を揃えて出入国在留管理局へ申請します。

③審査期間
1ヵ月~3ヵ月かかります。場合によっては追加書類の提出を求められます。

④結果通知
郵送にて結果の通知が送られてきます。許可の場合は在留資格認定証明書を外国人配偶者に海外郵送しましょう。不許可の場合、入国管理局で不許可理由を聞き、再申請の準備をしましょう。

⑤現地日本大使館で査証(ビザ)申請
外国人配偶者が住む現地日本大使館で、受け取った在留資格認定証明書を提示して、査証(ビザ)発給の申請をします。

⑥来日
大使館で査証(ビザ)の発給を受ければ来日することが出来ます。

配偶者ビザへ変更する

既に就労ビザや留学ビザなどで日本に住んでいる外国人が、配偶者ビザに変更するための申請です。一般的に、海外から呼び寄せる申請に比べ、審査期間は短くなります。

「在留資格変更申請」

①必要書類の収集・申請書の作成
お二人の状況に合わせた書類を日本国内やお相手の国から収集をします。あわせて申請書を作成します。

②出入局在留管理局へ申請
収集した書類と作成した申請書を揃えて出入国在留管理局へ申請します。

③審査期間
2週間~2ヵ月かかります。場合によっては追加書類の提出を求められます。

④結果通知
ハガキにて結果の通知が郵送されてきます。許可の場合、「日本人の配偶者等」の在留カードに変更します。不許可の場合、入国管理局で不許可理由を聞き、再申請の準備をしましょう。

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配偶者ビザを更新する

現在お持ちの配偶者ビザを更新するための申請です。更新手続きは在留期間満了のおおむね3ヵ月前からすることが出来ます。前回の申請から変わりがなければ最もスムーズな申請と言えます。ただし、無職となってしまったり、別居しているような状態では不許可の可能性もありますので注意が必要です。

「在留期間更新許可申請」

①必要書類の収集・申請書の作成
お二人の状況に合わせた書類を収集します。あわせて申請書を作成します。

②出入局在留管理局へ申請
収集した書類と作成した申請書を揃えて出入国在留管理局へ申請します。

③審査期間
2週間~2ヵ月かかります。場合によっては追加書類の提出を求められます。

④結果通知
ハガキにて結果の通知が郵送されてきます。不許可の場合、入国管理局で不許可理由を聞き、再申請の準備をしましょう。

※審査期間はあくまでも目安であり、個別の案件によって異なってきます。余裕をもって申請することをおすすめします。

◎お気軽にご相談下さい

国際結婚手続き・配偶者ビザの申請にあたって不安・心配があれば、まずは当事務所にご相談ください。配偶者ビザの専門家である行政書士が、お客様一人ひとりにあったプランを提供いたします。初回無料相談も承っております。まずは電話又は予約フォームからお問い合わせください。

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この記事の監修者

本田 太郎行政書士
たろう行政書士事務所 代表

外国人VISA、在留資格を専門に取扱う「申請取次行政書士」

専門分野:配偶者・国際結婚ビザ、外国人就労ビザ、永住申請、帰化申請

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